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2024年9月24日
【#13】難解な例え話
分かりやすくするために、例え話をしたら、余計に分からなくなった。誰しもそのような経験があると思いますが、金融政策を決めた後の記者会見でも、たまに面白い(よく分からない)やり取りがあります。例えば、以下は、欧州中央銀行(ECB)ラガルド総裁の記者会見での回答です。
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2024年9月13日
【#8】中国の20年、地域大国からグローバル大国へ ~ごく身近な体験から
この20年間で、中国がいかに大きな変貌を遂げたかというのは、特に中国と関わりが深い人でなくとも容易に想像いただけると思います。20年というのは、生まれたばかりの赤ん坊が成人してしまう時間ですから、誰にとっても決して短い時間ではありませんが、中国の20年は、他国の50年くらいに匹敵
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2024年9月11日
【#12】違いを分かるようになりたくて
中央銀行や経済官庁の景気判断などの文言には、独特のわかりにくさがあります。例えば、中銀の声明文で、一語変わったことの意味が話題になることも少なくありません。あまり本質的ではないような気がする一方で、何かしらの意図があるのではないか、と考えてしまうことも事実です。また、景気判断でも
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2024年9月9日
【#11】金融当局の声明文を読んでみる
ビジネスの場面でプレゼン資料を作るときに、金融政策を前提条件として、話を組み立てていくことが少なくありません。その理由として、民間企業は金融政策自体を決めることができないこと、多くの生産者や消費者がそれぞれ意思決定している世界は判断基準が分かりにくい一方で、金融政策の意思決定者は
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2024年9月3日
【#10】SC Kaleidoscope観戦記~昨年は夏枯れ、今年は枯れず
8月22日、第22回MIRAI LAB PALETTE×SCGR企画SC Kaleidoscope*が開催されました。SC Kaleidoscopeでは毎月MIRAI LAB PALETTEで時事テーマを議論し、会場では社内外の人と双方向で議論・交流を深めています。この回のテーマ
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2024年9月2日
【#9】映画『グラン・トリノ』に見る米国の中のアジア
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた映画『グラン・トリノ』(2008年公開)は、同氏の代表作の一つで、ご覧になった方も多いと思います。主人公は、デトロイトにあるフォードの自動車工場で働いていたポーランド系米国人。従軍経験のある精悍な老人ですが、妻に先立たれ、子どもとも離れ
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